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防潮堤を過信 

毎日新聞 4月16日(土)2時32分配信
 3メートルなら大丈夫--。過去に何度も津波を経験してきた岩手県沿岸部は各地で高い防潮堤を整備するなど対策を進めてきた。地震発生直後に気象庁がこの地域に出した大津波警報は高さ3メートル。「高台に避難しなくても安全だ」と考えた、という証言が相次いでいる。

最初に「到達」と伝えられた波の大きさ、避難場所の海抜、防潮堤の高さから「安全」と判断した人もいた。
1960年のチリ地震津波など過去の津波で自宅は浸水せず、全員が「家にいることが避難になる」と思ったという。
被害は湾内の漁業施設ぐらいと思った。甘かった。初めから高台に避難すべきだった」。

 同じ西舘地区に住む、無職、及川宗男さん(60)はマイカーに備え付けたテレビで「沿岸部に20センチの津波が到達」と聞いた。安心して海から約600メートル離れ海抜15メートルほどの坂の上に車を止めた。ところが、家々が津波に流されている。あっという間に濁流が目の前に迫った。かろうじて車から脱出し高台に逃げた。「数字を聞いてたいしたことがないと思った。過信していた」と及川さんは振り返る。

 岩手県陸前高田市の気仙小学校に避難した25歳の女性は「小学校は海抜10メートルぐらいで、ここに逃げればさすがに大丈夫だろうと思った」と話す。午後3時15分ごろに防災無線を通じて「6メートル」という数字を聞いた。「小学校まで来るとは思いもしなかった」。ところが津波はグラウンドの避難者を襲い次々にのみこんでいった。この女性は裏山を駆け上がり助かった。

 岩手県宮古市田老地区の70歳の男性は「防災無線で3メートルと聞き、大丈夫と思った。しかし『逃げろ』と叫ぶ声を聞き、一応避難することにした。今思えば危なかった」と話す。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000014-mai-soci


この震災で、津波警報を過少に自己判断したり、過去の経験から安全と判断して、避難行動を取らなかった方々が多くいたと言う現実です。

原発問題も含め既往の安全と言われるものが、反対に人命を危険にさらしていることを
今、改めて認識しなければ、また悲劇が繰りかえされるのではないでしょうか。

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